ちよだ芸術祭に引き続きまして、南千住ぶらり下町音楽祭にて、かんだ歌宴のオペラ『魔笛』上演のお手伝いをしてまいりました。@西光寺
今回もテノールの志田雄啓さん、同じくテノールの志田雄二さん、バリトンの藤岡弦太さんとちよだピッコロ児童合唱団、成人合唱団のみなさんとご一緒に楽しくやらせていただきました。今回も前回同様、フルート奏者の藤井隆太さん(株式会社龍角散代表取締役)もご参加くださっていました。
お寺でオペラという面白い組み合わせでしたが、思えば、オペラはギリシャ歌劇の復活の試みから生まれた形式で、ギリシャ歌劇は征服地や、植民地や同盟国への「文化侵略(良く言えば統一や教育)」の目的で積極的に広められた過去がありますし、オペラに似たオラトリオなどは、宗教音楽からの発祥だったりするので、まぁ宗教施設でのオペラというのは実は自然だったりするのかもしれません。(大混乱)
そう考えれば、たとえお墓の横にあるお寺の講堂でパパゲーナとパパゲーノが「子供をたくさん作るんだ~!」と「ぱぱぱぱぱ~」っと盛り上がってラブラブしているシュールな画も、輪廻転生の中の一つの何かだと考えればきっと阿弥陀如来様(公演会場の西光寺さんは浄土宗)もお墓の仏様たちも笑顔で見てくれていると思えてくるのです。(更に大混乱)
上演後は打ち上げにもお誘いいただきまして、楽しく参加させていただきました。本当にありがとうございました。
